『悪くなったら、痛くなったら、治す。』
その考え方、変えてみませんか?
歯を大切にするって気持ちがいい。
「歯周病」という言葉は誰もが聞いたことがあるかと思いますが、
実際どのような病気なのかご存知でしょうか?
よく耳にする「歯ぐきから血が出る・膿が出る」などは症状の一つで、
歯周病は〝歯を支えている骨と歯ぐきが溶けてしまう病気"です。
どんなに歯自体が健康でも、
歯を支えている骨や歯ぐきが健康でなければ、
歯がグラグラして噛めないなどの不具合や痛みが生じます。
上記は、歯周病の代表的な自覚症状です。
1つでも当てはまる項目がございましたらお早めのご受診をオススメしております。
歯周病は、「サイレントディジーズ(静かなる病気)」とも呼ばれ、自覚症状がほとんどないことが特徴です。
気が付かないうちに歯周病が進行し、歯科医院を受診する頃にはかなり重度まで進行していることも少なくありません。
歯は歯周組織によりしっかり保持されている。
歯の周りにプラークがつくことで歯肉に炎症がおこり歯肉が腫れる。
歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて喪失し始める。歯みがきで出血する。
歯槽骨の喪失が増え、歯が動くようになる。膿や口臭が発生する。
歯槽骨が2/3以上喪失し、歯がグラグラになり、やがて抜けてしまう。
歯周病が与える悪影響はお口の中だけにとどまらず、全身にまで及びます。
歯周病を放置することで、以下のような病気とも相互に影響を与える可能性があるため注意しましょう。
スケーリング
歯みがきでは落としきれない、
歯の表面についたバイオフィルム(細菌の塊)や歯石等の汚れを
スケーラーという器具を用いて落としていきます。
歯周ポケット掻把(そうは)術
歯周病が進行し歯周ポケットが深くなっている場合には、
炎症を起こしている組織を開いて除去する外科治療を行います。
悪い部分を確実に除去することができるので、
歯周病の進行を根本から抑えることができます。
「歯医者さんに行こう」と思うときはどんなときですか?
ほとんどの患者様が「歯が痛いとき」など、
歯やお口に何か違和感を覚えたときだと思います。
しかし、痛くなってしまったむし歯は削って治療を行うしかなく、
どんなに良いつめ物やかぶせ物で修復しても
ご自身の歯には敵いません。
悪くなるその前に、ご自身の歯を大切にしてみませんか?
歯を失う原因はむし歯と歯周病に7割以上が占められており、年齢は関係ありません。
アメリカやスウェーデン、フィンランドといった歯科先進国では、定期健診の受診率は80%以上と言われています。それに比べ、日本はたったの2%です。
近年、80歳で20本の歯を残す「8020運動」により予防の大切さが認知されつつありますが、歯科先進国に比べるとまだまだ受診率が低く、健康な歯の数も少ないのが現状です。
歯科医院で行う 「プロフェッショナルケア」とご自宅で行っていただく「セルフケア」を並行して行うことで、より徹底した予防ケアを行います。
当院では、予防歯科の考え方を歯周治療に組み込み、だれでも同じように予防ができる治療提案を進めてまいります。もちろん、小児期からの予防歯科にも取り組んでいます。
PMTCプロフェッショナルケア
PMTCとは、「プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)」の略で、
予防歯科の専門家である歯科衛生士によるお口の清掃のことです。
フッ化物入りのペーストを用いて、ホームケアでは落としきれない汚れを徹底的に取り除きます。むし歯や歯周病のリスクを下げる効果もあり、定期的に行うことをお勧めしています。
色素沈着を除去し、光沢のある歯になる
歯肉炎・歯周病の改善できる
フッ素入りのペーストで歯質を強化できる
汚れや色がつきにくくなる
TBI(ブラッシング指導)
セルフケア
TBIとは、「ティースブラッシングインストラクション
(Teeth Blushing Instruction」の略で、
歯科衛生士によるブラッシング指導のことをいいます。
歯ブラシが行き届いていない箇所の染め出し、歯ブラシのあて方・角度などを確認して正しいブラッシングを身に着けましょう。
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